僕の人生D判定

浪人時代2年間のブログ

勉強記録75 東大の古典の研究その1

○12日

 

 

 

今日は模試をサボった結果(ベネッセ記述はオーバーワークだから。詳しくは昨日の記事を参照)、東大国語の研究、計画の見直しなどができて、非常に有意義だった。僕は正しい決断をした。

 


○東大古文漢文について


夏実戦古文2点漢文5点(震え声)なので、赤本を取り出して過去問を僕なりに分析した。

 


まず、東大の入試問題のコンセプトは、

東京大学の入試問題は,どの問題であれ,高等学校できちんと学び,身につけた力をもってすれば,決してハードルの高いものではありません。(中略)知識を詰めこむことよりも,持っている知識を関連づけて解を導く能力の高さを重視します。(「入学試験の基本方針」より)』


であり、古文漢文も例外ではない。(まあそれが難しいのだが。)


7月の夏期講習の時も同じように古文やべえ的な記事(東大古文 - 僕の人生D判定)を書いたが、それを見返すと、単語と文法を覚えろとか、古典常識を掴めとか、全訳を作って恥をかけとか、書いてあったが、まずまずそれはこなしている感じ(きちんと課題をクリアしてる僕、偉すぎる)。


つまり、ここに記すのは秋以降、実際に得点に繋がる、東大の先生が喜びそうな答案の作り方である。


イ、まず基礎は徹底すること。東大の問題では、直接文法事項などを問うようなカス問題は出ないが、それは「そんなことできて当たり前」という前提で成り立っているのである。なので、演習に至る際でも基礎を怠らない。


ロ、全体を通して矛盾ない解答を作ること。「前半だと中納言ニートだけど、いつのまにか結婚した?あ、出家してる?よくわからないけどまあこれでいいや」って言う答案は全体が狂って、ひどい点数が予想される。


ハ、分からないときは行間を読む。分からない単語は推測する。「こんなこと本文書いてないじゃん、こんな単語見たこともないよ〜」ってのは、前後関係から、その内容を推測させるという出題であることが多い感じ。

 

…まあ要は、頭をフル活用させて、〔持ってる知識〕+〔知識を活用する〕ってのが大事で、前者は教科書や参考書に載ってることだけど、後者は頭を動かさないといけないので、


ニ、分からなくても諦めない。頭は考えてる時に一番鍛えられるから、時間を気にせず、思考の限界まで考えまくる。これは普段のテキストもそうだし、他の教科も然り。