僕の人生D判定

浪人時代2年間のブログ

受験総括その2

受験勉強終了の気の緩みと季節の変わり目からか、3月の後半に僕は風邪を引き1週間寝込んだ。既に4月だが、まだ大学の準備は終わってない。だが人気ブロガー()の名に恥じぬ様、先にブログ更新を進めたい。

 

◯浪人は無駄なのか

浪人の成功率は諸説あるが、一般的には3割と言われている。確かに人より1年間も真面目に勉強した割に、7割の人が失敗するというのは、あまりやらない方が良いことだ、と言うのは一理あると思う。

ただ、他方、ちゃんと勉強すれば成績を上げることは十分可能だと思う。成績が上がるからといって合格を保証するわけではないが、少なくとも予備校に行けば、授業、生徒、自習室、その他学習環境としては最高級だと思う。「浪人は伸びないから無駄でしょ」みたいにいってくる人がいるのも事実だが、努力次第では成功率をもっと上げることは十分可能。

ただ、そもそも予備校の授業をサボったり、1限に寝坊してくるような人は、なかなか厳しいと思うので、その辺の強い意志と自己管理は前提ではあるが。

 

○受験は結果がすべてなのか

受験勉強に限らず、努力と過程はどちらが大事かという論争は多い。

特に浪人する場合、その一年間は志望校合格のためにあるのだから、仮にも不合格だった場合はその1年間を全否定されたような気がする。実際、「第一志望に受からなければその努力は全て無駄!」という人も多い(T緑会とかですかね)が…僕は全くそんなことないと思う。

僕の場合、今年の一橋や早慶合格も結構運に助けられた部分もあるし、過去問の感触等から、落ちてた可能性も十分あったと思うが、もし仮に今年落ちたとしても、僕のすべてが間違ってた、とは微塵も思わない。逆もまた然り。今年合格したからって僕の勉強法も計画も全部が正しかった!なんてことはないのである。

残念ながら頑張っても不合格になる人は絶対いる。もう少し具体的に言えば、難関大の場合、100%合格を保証するのはかなり難しい。10回受けて6,7回成功する程度の実力が凡人の限界な気がする(ただしこの説に関しては僕がショボいという意見は重々承知している)。だから、「努力は決して裏切らない!」と言ってる人は失敗した経験がないからそんなことが言えるのである。

頑張ったのに不合格ならそれはもう仕方ないとしか言えない。それもまた貴重な経験なので、涙ながらに這い上がるしかない。

 

◯学歴論争

僕個人の意見としては、学歴はやはりあるに越したことは無いと思う。僕は半年ばかり学習院大学に通っていたが、正直学生のレベルは決して高くはない。実際、数学や英語の授業も高校2年生程度だった。

いわゆる世間的には高学歴とされる大学でも、このレベルである。世の中のほとんどの人は真面目に勉強してないのだから、世間一般的な評価はあまり意味ないと思う。

 

他方、大学受験なんてのは長い人生の中の1イベントに過ぎず、いつまでもそれに固執しているのはバカらしいのも事実である。とある某多浪経験者は「浪数が多いほど頑張った証拠!」とか言ってるが、いやいや…できれば1浪で決めるべきだし、なんなら浪人よりは現役合格である。他にもネット上では20代後半にもなって模試の結果や大学受験の勉強法やらでドヤってる大人は多いが…いつまで過去の栄光にすがっているんだ。と。

 

〇合格する人とは

もちろん、いろいろな受験生がいるわけだが、なんだかんだ言って最後に勝つのは気持ちの強い人だと思った。もちろん、気持ちだけで実力すっからかんの人(現役時の僕)はダメだが…どこの世の中に、試合に負けると思いながら挑戦するアスリートがいるだろうか。

絶対に諦めない、自分はやってやるんだという、やる気の炎が赤々と燃えている気持ちが、不可能を可能に変えていくのだ。

挑戦する人を「どうせ無理でしょ」とか、「それってやる意味ある?」とか、色々否定してくる人は思いの外多い。でも、そんな他人がどう言おうと、自分のことは自分で決めるのが良いと、僕は思う。

 

なんかいまいちスッキリしないが、とりあえず言いたいことは全部書いたつもり。

何か質問などあればコメントしてもらえれば答える。